凱風館 朝稽古 内田先生

歩み足から片手を切り後ろへ抜ける稽古・・・畳にひかれた薄紙を破らないように。湖の中に立つ杭をぴょんぴょんと飛んでいくように重心を足に居着かせず相手の横を通り抜ける。昨日上級者から指摘された、一歩目の足幅の大きさを修正するうち、足の置き場所が違うのではと思い試すと、あれれ。それまで気になっていた歩み足の詰まりがなくなっているように思う。
(稽古後、篠原さんにつきあってもらって確認したけど、よくわからなかった。同じ(たぶん)ことで彼もいろいろ試しているようだった)

≪後ろ両手取り≫後ろ両手取り相手が背後に立って両手を取られる、という武道的にあり得ない状況をあえて設定し、後ろにいる相手の気配や状況を感じて技をかけるという、全身の感度を上げるにはとてもよい稽古、と内田先生。

映画『エイリアン』に出てくる探知機の話。船内を動く物体の体温や動いた時の空気密度や圧の変化を敏感に察知する。相手が自分の横をすり抜けるときの空気密度や温度変化をとらえること。ぱっと密度が変わったときが序破急の「破」。