長いこと何かを書くことができずにいた。
いや、そんなに書きたいことがたくさんあるわけでもないし、
ラスペチアの研修2週間のあと、甲南の秋合宿、多田塾合宿、イタリア合気会ローマ50周年ツアー、多田先生の凱風館講習会と、夏以降はずっと甲南の行事に追われていた、という言い訳もできる。
が、自分の中にもやもやしたものがあり、それをまず言葉にしなければいけないような気がしていた。
合気道家を名乗るなら当然ではあるが、たくさん稽古してきたつもりだった。
が、つもり、でしかなかった。
今日また凄い合気道家を見た。
世界は広く、世界は高い。
自分が囚われていたいろいろなことはどうでもよくなった。
自分はまだまだそういうことをどうこうと言うレベルではない。
自分はやっと大山の裾野に立ったばかりである、ということが身に沁みて、逆に元気になった。
稽古が足りない。もっと稽古すべし。
どうということはない、ただそれだけなのだが、自分にとっては記しておきたい大事な気付きというもの。