月別アーカイブ: 2016年2月

2/20、21 中津

肩取り面打ちと座技

初段や一級の審査を意識してというわけではないが、少しレアな取り手となった土日。

20日土曜日
肩取り面打ちは、まずは取り受けの基本から。
肩を取らせて面を打たせるという、手の込んだ仕掛けである。
転換を必ず入れよ、というのが内田先生の基本。
ウケの中心を取る感度(慣れもあるけど)が悪いと、トリの転換に反応できない。
トリは、入る間合いが遠すぎてもだめ、近すぎてもだめ。入り過ぎも、手前過ぎもだめ。丁度よいところにぴたっと四番の脚で入らねばならない。
その後の技によって微妙に変わるが、だいたい近すぎるか、自分の体勢が崩れ上体が傾く人が多い。
制されたウケが返ってこれるような、程良い制し具合も求められる。

こういうちょっと込み入った取り手になると、どうしても手順に追われて、基本的に追求するべき技の精度に気持ちが行かなくなる。
初心者は仕方ないとしても、上級者も捕らわれがちになってしまう。
そうならないように、最初に、足捌きや手さばきと言った「入り方」「制し方」に特化して稽古し、考えなくても、身体が覚えて自然に動けるように、基本を繰り返すようにしている。

下段に払い、入り身投げ、
同、小手返し 裏に入り身/表に入り身
上段に返して、入り身投げ
上段に反して、一教
下段に払い、足を引いて二教
呼吸投げ

この日の朝の岡田慎一郎さんの講習会を少しだけ見学させてもらった(フル参加のつもりが大幅に遅刻)。
その、少し、にひとつ大きな手がかりをもらうことになった。

21日 日曜日
座技

受けと膝行の稽古を毎回しているわけではなかったが、反省。

座技正面打ち
一教
二教
三教
四教
五教
入り身投げの受けの稽古
入り身投げ
小手返し
四方投げ
角落とし

座技は、稽古すれば上手くなるのは立ち技の三倍とも八倍とも言われる。
長らく自分の膝が痛かったので稽古しにくかったが(すみません)、最近やっとよくなってきたので、どんどんやっていこうと思う。

の・ようなもの のようなもの

 今から5年前、一人の天才が61才という若さでこの世を去った。映画監督「森田芳光」である。

 僕が、初めて森田芳光に出会ったのは、映画「家族ゲーム」である。当時、高校生だった僕は、音楽にどっぷりはまり、四六時中イギリスの「ニューウエーブ」と呼ばれている音楽を聞いていた。その頃の僕にとっては、音楽がすべてで、音楽に勝る芸術は存在しないと思いこんでいた。若いというのは、そういうものだ。ところが、僕はその音楽家たちのインタビュ―を通じて、ヨーロッパの映画の存在を知ることになる。ビィスコンティ、ゴダール、フェリーニなどなど。そのような「芸術映画」を観て、僕は、初めて音楽以外の芸術の存在の大きさに気づかされる。

 18才の年、僕は、「家族ゲーム」に出会う。この作品を通じて、映画の可能性に驚いた。もしかしたら、音楽よりも自由な表現が可能なのでは?そう思い僕は、ドキドキした。この年、森田監督は、33才という若さで、キネマ旬報ベストテン1位を獲得する。しかも、その年は大作が多く、「戦場のメリークリスマス」や、カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した「影武者」を押えての堂々の1位である。さらに翌々年には、「それから」で、再度、キネマ旬報ベストテン1位を獲得した。そんな森田監督の長編デビュー作が、「の・ようなもの」である。そして、「の・ようなもの」へのオマージュとして作られたのが「の・ようなもの のようなもの」である。めっきり映画館へ足を運ばなくなったが、先日、なんばパークスシネマでこの作品を観てきた。

 森田監督は、「の・ようなもの」で、いつまでたっても落語が上達しない志ん魚を、デビューしたばかりの自身の分身として描いた。杉山監督は、その志ん魚と自分とを重ね合わせることにより、森田監督との同一化を図ろうとしたが、見事に失敗した。なぜなら、杉山監督にとって森田監督は師匠だからだ。弟子は、いくらがんばっても師匠になることなど、できるわけがない。弟子と師匠との関係は、そのように予め構造化されているのである。弟子は、師匠のその絶対的な存在を前にして、ただ敗北感に打ちひしがれるしかない。しかし、それほどまでに自身の卑小さを知らしめてくれる存在は、師匠以外にはいないのだ。師匠とは、そんな存在である。だから、志ん魚は、師匠の死をきっかけに落語をやめてしまうのだが、仲間に隠れてこっそりと、お墓参りを欠かさない。

 そして、やはり、森田監督は、天才だった。森田監督は、「家族ゲーム」、「それから」、「ハル」などの信じられないような傑作を作ったかと思えば、「海猫」、「模倣犯」などの信じられないような駄作も作った。この振り幅の大きさこそが、森田監督が天才たる所以だろうと思っている。この作品は、森田監督のような作品ではあるが、明らかに何かが違っていた。天才の真似は、到底できない。何が違っているのかは、僕の語彙では、到底説明することなどできないが、あえて言うなら、「センスの良さ」というような凡庸な言葉しか浮かばない。杉山監督は、本作を撮り、改めて師匠森田監督の偉大さに気付かされたのではないかと想像している。

 しかし、いつまでたっても落語の上手くならない志ん魚は、周りの人たちからの要請もあり、もう一度、落語を始める。その姿は杉山監督そのもので、本作で遅いデビューを果たす。そこに、作家「森田芳光」の懐の深さがみてとれる。

 もう二度と「モリタ」の作品が観れなくなると思うと、悲しくて仕方がない。

 

 

凱風館春合宿 2016/3/19~21

みなさん こんにちは。
凱風館春合宿の申込(ネットエントリー)が開始されました。
下記を参照に、参加希望者は井上に連絡の上、各自ネットから申し込んでください。
今回は清道館のメンバーが初段審査です。みんなで応援しにいきましょう~

2016年 春合宿
■日時;2016年3月19日(土)~21日(月)
■場所;神鍋高原 「旅の宿 ときわ野」
〒669-5379 兵庫県豊岡市日高町名色1328-1  TEL:0796-45-0258 http://www.tokiwano.com/index.html
■申込み締切日; 3月5日(木) 稽古終了時
■注意!
一泊目(前半)のみor二泊目(後半)のみ参加の方は、コースに含まれる食事を確認して、必要であれば食事をオプションで申し込んでください(下記「合宿参加費」参)
■申し込み方法
下記の申込フォームからネットエントリー してください。
できるだけ早くエントリーくださいますようご協力をお願いします(バスの人数調整のため)。
また、系列道場長は各道場生に通達お願いします。
なお、申込フォーム作成者の佐本さんより、直接連絡がいくことがあります。
最後の送信ボタンは「Submit」 と表示されることがあります。
申込フォーム → http://goo.gl/forms/WjQ4XzcKF9

締め切り以降のキャンセル/変更は不可です。万一キャンセルされた方にはキャンセル料お支払いをお願いすることがあります。宜しくご理解とご協力をお願いします

■交通手段
1.貸し切りバス(トイレ付・片道3500円前後)
・・・大型バスを会でチャーターします。できるだけ利用してください。
・19日(土) 往路・・・ 9:00AM 住吉神社前 出発 →途中昼食→13:00頃到着予定
(バスの出発時刻です!遅れた人は置いていきます~)
・21日(月) 復路・・・14:00PM 神鍋出発 →住吉17:30到着予定

2.電車+江原駅送迎車利用 (1の貸し切りバスに乗れない人)
*電車:大阪・宝塚方面から、JR特急こうのとり、神戸・姫路方面から→JR特急はまかぜ等あります
江原駅送迎車希望(往復または片道が電車利用、遅れて参加/早く帰る)の方へ
宿の方に車での送迎(JR江原駅西口まで迎え、または送り)をお願いします。希望者は、ネットフォームの「送迎希望」欄に希望日時詳しく書いてください。車は日に何度も出してもらえませんので、近い時間帯の方同士で合わせて頂く等の調整をお願いすることになります。その際、送迎時刻は締め切り後にお知らせします。

*江原駅からの路線バス:JR山陰本線江原駅下車→JR江原駅より全但バス(神鍋高原行き)約15分→バス停「名色」下車→徒歩5分
JR・路線バス等の発着時刻は各自確認してください。駅からタクシーもあり。夜10時ぐらいまで。
3.自家用車・・・みなさんできるだけ貸し切りバス利用にご協力ください。やむをえず車で来る方には、貸切バスが乗車定員を超えた場合に便乗のご協力をお願いします。

■費 用・・・以下を合宿初日の夜に集金します。つり銭のないようご用意ください(税込み金額)

1、合宿参加費 :各部屋ごとに班長が集金、班長は当日発表します

?全日程参加 一般¥16,000、学生12,000円
(初日夕食→宿泊→2日目朝食→昼食→夕食→2日目宿泊→最終日朝食→昼食)

? 一泊目(前半)のみ 一般8,000円、学生6,000円
(1日目夕食→宿泊→2日目朝食→2日目昼食)
*2日目の夕食が必要な場合、別途追加になります(2,000円)
二泊目(後半)のみ 一般8,000円、学生 6,000円
(2日目夕食→宿泊→3日目朝食→3日目昼食)
*2日目の昼食が必要な場合、別途追加になります(1,000円)

?日帰り 一般¥2,000円 、学生 1,000円
(朝・昼・夕食なし/宿泊なしにつき必要な人は別途オプションを申し込んでください)

2、宴会費用 1,000円/日 :お酒をたくさん飲む人は自己申告して多めにカンパしましょう!

3、貸切バス代 (トイレ付き・利用者のみ)  片道3,500円~、往復7,000円~(予定)
*バス利用者人数により上下するかもしれません。最終締め切り後決定します。

4.昇段審査料
先生より告知のあった方はできるだけ事前に書生まで、審査願いと一緒に払っておいてください
初段;12,880円 (=審査料10,800円 + 国際有段者証申請料2,080円)
弐段;21,600円、 参段;32,400円、 四段;43,200円

■持ち物
・道着(2着以上必要) ・中に着る白のTシャツ(女子) ・木剣、杖  ・雑巾一枚 (道場掃除用) ・保険証 (コピーでも可) ・審査用紙 (審査を受ける人で未提出の方、記入・捺印済のこと) ・多田塾甲南合気会or神戸女学院合気道部の会員証 ・国際有段者証(弐段以上の審査を受ける方) ・歯ブラシ等洗面用具、タオル、体育館へ移動用の草履・・・など

■その他注意
・部屋割り(班)と班長は当日発表します(各部屋の大きさにより4人~20人)。班長は集金、貸し切りバスの点呼などをお手伝いいただきます。
・朝稽古は自由参加ですが、参加される方は必ず杖&木剣を持参してください。余分の杖・剣はありません。(購入を希望される方は永山さんまで)
・団体行動です。決められた時間・ルールを守りましょう。・部屋に時計はありません。
・お風呂は24時間OK。石鹸・リンスインシャンプーあり(ドライヤー・タオル・歯ブラシ等はありません)
・飲料は自動販売機あり。水道水は飲めます。
・宿に洗濯機はありません。コインランドリーが宿の道向かいにありますが、利用は時間的に難しいので、道着は2着以上持ってきましょう。
・当団体の消灯時間は23時ですが、起床/消灯時間は団体によって違います。夜間、廊下などで騒いだりしないように。ドアの開閉音も響くので、朝稽古時などは注意しましょう。
・夜の体育館での自主稽古は禁止になりました。
・スケジュールは流れにより変更される場合がありますので、随時連絡に注意してください。
・稽古中の怪我や体調管理に気をつけましょう。稽古中は自身で水分をまめに充分とってください。
・具合が悪いと感じたら無理をしないで休んでください。また遠慮なく申し出てください。
・手足の爪は切り(相手に怪我をさせることがあります!)、ネイルは取っておきましょう。
・ペットの同伴は禁止です。

以上、ご不明な点は井上/江口まで
井上:maonyan88@gmail.com 江口:chiusu.6@gmail.com

■合宿スケジュール
初日
13:00 到着(予定)→すぐに着替えて道場に集合、全員で畳を敷き掃除
14:00~18:00 稽古
18:30 夕食
20:00~21:00 費用集金(各部屋ごとに班長が集める)
23:00 消灯・就寝
2日目
6:30~7:30 稽古
8:00  朝食
9:30~12:00 稽古
12:30  昼食
14:00~18:00 稽古
18:30 夕食
20:00~22:00 宴会
23:00 消灯・就寝
最終日
7:30 朝食
9:00~11:30 稽古 →稽古終了後畳を全員で片付け・掃除
12:00 昼食
13:00~ 各部屋の片付け・掃除 →解散
14:00 貸し切りバス出発(予定)

2016 春の審査対象者

春の昇級、昇段審査対象者は以下になります。
3/1より、審査がスタートします。
なお、昇段審査につきましては、3/19~21の凱風館春合宿にて行われますので、初段審査対象者はできるだけ春合宿に参加してもらいますが、参加が難しい人はお知らせください。
級の審査につきましては、凱風館の審査日程を明日カレンダーにアップしてお知らせしますが、基本、三月の

火曜日、木曜日 6:30~
金曜日 19:00~
土曜日 12:50~、14:00~(一級審査)

です。各自予定を調整しておいてください。
カレンダーにアップされましたら、各自、審査可能日を井上までお知らせください。

森川祐子 初段審査
佐藤龍彦 初段審査
岡田充広 初段審査
岸本秀美 初段審査 

菱田伊駒 1級審査
田中友希子 2級審査
くし野一成 2級審査
本間隆泰 3級審査
川住由美子 4級審査 
矢野正明 4級審査
小谷安矢 5級審査

上記の審査級位に誤りのある人は知らせてください。
なお、級の審査を受ける人で2月中に30個に達しない人、初段審査を受ける人で合宿までに50個に達しない人は、最終、審査日までの稽古数を検討した段階で、今回の審査を見送る場合があります。

各自、審査内容を先輩に教えてもらうなどして、しっかりと自主稽古して望んでください。

井上

2/17 2/18 2/19 諸手

今週は、諸手。

諸手。
相手が両手でがっつり、自分の片方の腕を掴んでくるので、他の取り手より自由が制限される状況からどう動くか。

合気道の稽古は、あえてこの「不自由な状況」を作ることから始まる。

相手がいなければ自由である。
相手がいるから不自由になる。
相手はさまざまな方法で不自由な状況を仕掛けてくる。
意図するしないは別として。

光岡先生によると、
人間が人間以前の動物だった頃はもっと身体は不自由だった。
進化の過程で自由になりすぎた。
現代人はことにその自由さに翻弄されている。
多様性は迷いである。
自由を再度「拘束」し制限することで、再度本来の動きを追体験する。

合気道に於いて「型稽古」が身体運用の訓練になぜ有効かを語っていると思う。
合気道の取り手、相手の腕や肩を掴む、面を打つ、はこの「再拘束」であり、多様性の制限に他ならない。
相手がまずは掴む、打つといったさまざまな制限をかけて来るのに対し、入り身投げ、四方投げといった型、つまり予め決められた「道順」で動く、という「拘束」をかけることにより、そこから自由になる動きを探ることができる。
なんの制限も拘束もない100%自由な状況では、この探りは生まれない。

これは、生きることそのものと同意である。

「いつ恋」

  「宇宙戦艦ヤマト」を観たことがないし、サザンオールスターズも聞かない。そして、「東京ラブストーリー」も観たことがない。
  このように僕のヘソは、相当曲がっているようだ。

  テレビを観なくなってから久しいが、今、毎週欠かさず観ているドラマがある。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」である。冒頭で、偉そうなことを言っておきながら、通称「いつ恋」は、「月9」である。言っていることが、支離滅裂でもある。

  とにかく、僕は毎週「いつ恋」を楽しみにしているのである。それは、脚本が「坂元祐二」だからだ。いつどの作品で、彼のことを知ったのかは記憶にないが、彼のドラマは欠かさず観るようにしている。 最近だと、「最高の離婚」、「MOTHER」、「それでも生きてゆく」などが有名である。

  坂元祐二の描く世界は、とにかく切ない。僕は、この言葉にどうやらとても弱いみたいで、あるとき雑誌「BRUTUS」が「切ない特集」を組んだとき
そこで、紹介されていた作品(「ドラえもん」の最終回)や出来事(ワールドカップフランス大会のメンバーに外れた三浦カズ)などが、あまりに「ドンズバ」だったため、自分でも驚いたぐらいだ。

  坂元祐二が描く切なさは、すべて「すれ違い」によるものである。橋本治は、「デビッド百コラム」の中で、メロドラマについて言及し、「男と女は、すれ違うことで初めて等価である」と言っている。ここまで「すれ違い」に拘る作家を、僕は坂元祐二と石井隆以外には知らない。「いつ恋」の中でも主人公の音と練は、見事にすれ違う。通勤のバスの中で、家に帰る途中にある坂道で。

  また、「いつ恋」が描いているのは、「東京」である。若者の「東京離れ」が進むなか、どうして今更、東京に馴染むことのできない、地方出身の若者たちを描くのか、僕にはどうしてもわからなかった。その問いに対する答えを、僕は、一つ用意した。「東京ラブストーリー」である。この作品は、彼の出世作で、「月曜日の夜9時は街から女性たちが消えた」とまで言われた作品である。

  一方で、僕の敬愛する高橋幸宏が結成したテクノバンド「METAFIVE」が「Luv U Tokio」という曲を発表している。その曲の中で、YMOの名曲「TECHNOPOLIS」の中で何度も繰り返される、余りにも有名な「TOKIO」というフレーズを採用している。

  この二つの「出来事」を、単なる偶然だと僕は考えない。2020年には、東京でオリンピックが開催される。オリンピック開催地に選ばれたときの、あの騒ぎようをみて僕はとても悲しくなった。それは、オリンピックさえ開催すれば、現状のこの行き詰った状況が打破できるのではないかといった思考停止状態に対する絶望感からだった。と同時に、かつて「TOKIO」だったころのポテンシャルは、今の東京にはもうないのではないだろうか?とも思っている。だから、若者たちは、もう東京から離れようとしている。

  坂元祐二や高橋幸宏が、今、敢えて「東京」を描こうとしているのは、かつての「TOKIO」に対する郷愁であり、テレビがまだそれでも元気だったことへの郷愁でもある。

 「東京ラブストーリー」を観てみようと思う。

 

  

 

 

2/14 多田先生 本部講習会

バレンタインの日。
実は迷っていた。が場所も取れているということで、いったん会の稽古を入れた。
途端、自主稽古に変更するという無謀なまねをして(みなさんすみません)、また朝から原因不明の足首の痛みで内田先生の稽古2本を見取りするという前代未聞の事態に、先生も驚かれて「それは痛風だよ」という衝撃のお告げ(!)。痛風の原因と怖さについての詳細な解説と、「東京行きは止めておとなしくしておくように」という宣告を振り切って夜行バスに乗った。
たとえ足が悪化しようとも、何かが私に「行け」と言っている。

久しぶりにお目にかかる多田先生は、間違いなく私の何かを見通していらっしゃった。
すべてはつまり、稽古不足なのだ。
稽古することが山ほどある。

多田先生と多田塾の人たち。
暖かくまっすぐなものに触れて、どんどん自分が透明になっていくのがわかる。

稽古を終え、気がつくと足の痛みも一緒に消えていた。
(痛風じゃありませんように)