2/9阿波座 2/10中津

今週は、横面打ち

脚の稽古から。
このところやっている、入り身転換して後ろ体重、前足がウキ足になり前へ出る。
この前足を裏へ、表へ、自由にする、という脚の稽古を繰り返している。
前足が居着いてしまい、苦手な人も多いこの脚、実はたくさんの技で使うことが今更ながらよくわかる。

横面は受けが難しい。
9日は受けの稽古から始めたが、10日はそれを省いてしまったので、受けの捌きができない人が続出。
丁寧にやらねば。

横面打ちの手と足捌き、ウケとトリ。表へ入る/裏へ入る
裏に捌いて入り身投げ。
表に捌いて入り身投げ。

先週の肩どりと殆ど同じだ。
が、肩取りとは間合いが全く違うため、入り身転換の足の幅が変わる。

表/裏へ捌いて小手返し。
入り身投げとは違う間合いに、自由に脚が出るかどうか。
途中、あることに気付く。
あれ?腰は落ちていても、いまいちキレがない。
返した小手を置きに行っている。
「剣を振るときの、腰を回転を使って切る、を小手を返す時にやってみましょう」
と言った途端、みんながばっと変わったので驚いた。
そうか。小手返しは剣の切り、と散々自分で言っておきながら、手のことだけを言っていた。
当然ながら、手だけではだめなのだ。
全身で切り下ろす、とはすなわち腰の回転が使えているかどうか。
入り身投げや四方投げのみならず、小手返しでもこの、「腰の回転」が重要なのかもしれないということを、今日みんなに教えてもらった。
最近、こういうことがよく起こる。
楽しくなってきた。

表に捌いて四方投げ
四方投げについて、今個人的に「初心に帰るキャンペーン」中である。
これは指導がどうこう、というより私自身の四方投げの問題。
もしかして間違ったことをしていたのかもしれない。
まだ確信がないが、分かる人にはたぶん、そんなの常識、というようなことである。

上段に捌いて一教。
間合いが遠いので、相当腰を落として脚を大きく使う必要がある

表に捌いて角落とし
表に捌いて天地投げ

この二つ。
模範をやりながら、同化感、グルーブ感があまりに気持ちよく、何がどうなってそうなのかの説明が不十分となり、皆を混乱させてしまい申し訳なかった。
説明できない、うまく言語化できないような感覚が時々おこる。
誤解を恐れず言うと、その方が正しいんだろうと思う。
スキーの丸山先生が時折言葉に詰まってしまわれるように。
しかし一応、私の稽古では私が先生なので、そこをなんとか説明しなければ稽古が成り立たないのだから、言い訳はできない。
すみません。「説明責任」、はたします。

きのうの最後は三教。
三教も最近すこし変わったように思う。
自分の進化を自分で説明できるほど無神経ではない。
それは他者の査定に委ねるとして、よくも悪くも、変わったという感覚については正直に言っていいと思っている。
そして変わる時は、全部同時に変わる。
技はどんなものも全て繋がっているので、一つ変わると連鎖して他の技も変わるのだろう。
ということも、最近知った。