みなさん、こんにちは。
厳しい残暑が続いていますね。
コロナ感染が全国的にはピークアウトしたということで、凱風館の方は昨日から通常の稽古が再開しました。
これを受けて当清道館も、非接触の稽古から通常の稽古に戻します、と先日土曜日のお稽古に来られたみなさんにはお伝えしていたと思います。ところが、翌日日曜日の報道によりますと、大阪についてはいまだ減少しておらず、重症者数も市中感染も増加している、とのこと。
よって大阪にある当会としては、神戸に拠点を置く凱風館と同調するのはいまだ時期尚早と判断し、今しばらくの間、やはり非接触に特化した稽古を続けることにいたしました。
コロナにも熱中症にも気をつけながら、「今だからこそできる稽古」を粛々とやっていきたいと思います。
幸いにも我々は、合気道の重要な稽古法として、呼吸法はじめ、剣杖や足捌き、気の錬磨も含めて、必ずしも徒手の稽古に限らない様々な稽古法、命の知恵と力を高める方法を多田先生、内田先生から伝授されています。普段はあまりじっくりと時間をかけられない、そういった基本的かつ重要な稽古をたっぷりできる、貴重な機会と期間を与えられたのだと思うのです。
実際、昨日は凱風館で稽古が再開され、久しぶりに徒手の技を(私ひとりだけマスクをして)結構ハードに稽古しましたが、凱風館が閉鎖されていた期間に清道館でそういった稽古を続けていたことの成果をはっきりと実感しました。
多田先生の「基礎的な稽古、足捌きや呼吸法こそが重要である」という言葉はやはり本当です。
というわけで、もうしばらく我慢してくださいね。
もしかしたら来週には大阪もピークダウンしはじめて、意外と早く通常モードに戻せるかもしれませんし。
そこは凱風館の方針、増えたら閉めて(非接触限定)減ったら開ける(接触あり)を臨機応変に繰り返しコロナと共存する、に倣いたいと思います
みなさんも私自身もできるだけ飽きないように、稽古内容についてはいろいろと工夫していくつもりですので。
では宜しくご周知のほどお願いいたします。
井上