月別アーカイブ: 2015年11月

11/29(日) 阿波座

二部制稽古。
清道館では月に2~1回は必ず剣・杖の稽古をして、基本的な一の杖、二の杖、組み杖、太刀、組太刀の稽古をやっています。
こうした剣・杖の稽古の重要性は、最近ことに思い知るようになりました。
多田先生はいつも、一の杖には、植芝盛平大先生の合気道の殆どすべてが含まれている、と仰います。
毎夏、イタリアでの二週間にわたる多田先生の講習会でも、前半の一週間は、午前の稽古は剣・杖、午後の稽古は気の錬磨、後半の一週間も午前は剣・杖の稽古、午後は合気道体術の稽古と、つまり合気道は後半一週間のみですが、剣・杖は二週間の間、毎日必ず稽古するのです。
いうまでもなく、合気道の技の全ての理合は、日本の侍が700年に渡って磨いてきた、剣の技術から生まれたものであるからです。
先日も東京で、毎年自由が丘道場主催で行われる、年に一度の剣・杖講習会がありましたが、私は毎年必ず参加しています。
今年もたくさんの多田塾門人100人以上が集まって、3時間半に渡り、85歳の多田先生のご指導は一度の休憩もなく、ものすごい集中の中、稽古してきました。多田先生はまた進化されていて、付いて行くのに息が切れそうです。すごいことです。
先日来ていた、セルビア人のイェレナの言葉が、ずっと私の心に残っています。
イェレナは合気道を36年やってきましたが、多田先生の稽古指導を受けられるのは、一年のうち先生がヨーロッパにいらっしゃる数週間だけ。「先生がいない間、一人稽古をやってきた。私にとっての先生は剣であり、杖だった。剣と杖が私に全てを教えてくれたもう一人の先生だった。」

一部:剣・杖稽古

呼吸法、養動法、
剣を振る、ひとえ/前で回す/前後切り/四方切り

剣は腕で振るのではない。背骨を意識して、背骨と肩甲骨の躍動としなりで振る、ということを繰り返し言います。
腕や手首で振っていると、あっという間に腕や手首が痛くなりますし、そのまま振り続けると壊します。
何より、剣に威力と切れが出ません。
剣も杖も、腕で振るのではなく、剣・杖が自分の体の一部となり、剣・杖を含んだ全身の重みでフリーフォールさせる。
振りかぶる時は後ろを左の小指で突く、振り下ろすときは最遠の弧を、扇が開くように剣・杖の切っ先が空を切ってフリーフォールしていくのを腹の前で、腹で止める、呼吸で止める、体の張りで止めます。ぴたっと止めることが大事。多田先生は、止める瞬間、音のない音を聴く、つまり一瞬瞑想に入るのだ、と仰います。これは先日、甲野先生がおっしゃっていたこととぴったり符合すると思います。甲野先生は一瞬、「夢も希望もなく」「気を失う」と表現されましたが、夢も希望もない、とは意図的に何かをやろう、技をかけよう、剣を振ろうとするな、「気を失う」とは文字通り、瞑想に入ってぱっと無になるということでしょう。

一の杖、相合わせ
初心者にはひとつづつ、手順をまず覚えてもらいます。
私もそうでしたが、初めはなんのこっちゃわからないと思います。
理屈は抜きで、まずは型の手順を覚えてしまうこと。
理合いはその先に開かれています。
甲野先生も仰ってましたが、目の前のやるべきことをまず体でやってみること。
個人差はあっても、一の杖の基本の型は、特に難しいものではありません。

一の杖、組み杖A,B
一の杖、組み杖 「突き合い」

AとB、Aが先行、Bが一手順ずらして打ち合います。
Aが先生、Bが生徒。Aが間合いと流れをコントロールしなければなりませんが、まずはBから稽古します。
間合いをとって、タイミングだけを合わせていきますが、これが最初の関門です。
ここまでは何とか形になります。
難しいのはこの後、杖と杖をコンタクトさせ、実際に打ち合うことです。
杖と杖が触れ合う、それだけの違いなのに、コンタクトさせた途端に杖を当てること囚われます。
実に不思議なことで、なぜそうなるのか、たいへん興味深い課題です。
この日の稽古では、その一番最初の、「突き合う」を稽古しましたが、これが一番難しいのです。
みんなも難しくて大変そうでしたが、ここをクリアしないと、いつまでもコンタクトしての打ち合いができません。
私自身も今一番稽古して精度を上げたいのはこれです。
イタリア人をはじめヨーロッパの多田先生のお弟子さんは、特にこの杖を本当によく稽古しています。
イタリアに行くたび、自分の杖の稽古の足りなさを思い知らされるのです。

二部:合気道体術稽古

以前は二部制の時は、先に合気道をやって、二部に剣・杖をやっていましたが、最近は先に剣・杖をやるようになりました。
剣・杖を振ってから合気道をやると、そうではない時との違いに驚きます。明らかに身体が変わります。

体操・呼吸合わせ
六方向転換1~4番 常のようにやる、「響き」で微振動を起こしてやる(有声、半分有声、無声)、違いを感じる
同、5,6番 
受けを作る、ということが最近気になっています。
美しい受け、気持ちのいい受け、本当に上手い受けとは何か、本当に有るべき受けとは何かをこのところ考えています。
意地悪するのでもない、作ってはいけない、相手が初心者の場合を除いては、この受けのありようが稽古の質を左右する。
甲野先生が指摘されていることですが、合気道に於いて、「取り」にとってちゃんと稽古になるような「受け」、とは何か、しばらく模索していきたいです。

両手取り天地投げ
天地投げは、いろいろなやり方や考え方がある、面白い技です。
手の旋回や、どの指を意識するかについて、あれこれ試しています。今ちょっと面白いのが、手の薬指小指と、親指人差し指のココウ(字がわからない)。甲野先生や守さんも、手について次々と考案されていて、その「手の形の力」には毎回驚かされます。(もちろん手の筋力や腕力のことではないですよ)

呼吸法の時もそうですけど、手のどこから上げるか、どこをどう意識するかで、腕の上がり方、力の通り方が全く変わります。内田先生もよく、「手の表情を豊かに」と言われます。いわゆる「合気道の手」の形の重要性はやればやるほど痛感しますが、これをどう使うかでまた全然変わるので、実に面白いテーマです。

あ、すぐ脱線してしまいますね、すみません。

肩取り 内田先生の土曜の稽古でやった「肩取り面打ち」で、確かめたいことあり、今日は肩取り。

入り身転換して受けの稽古 簡単に作らない転換しない、よく感じて、自分のバランスを崩さないところで転換する稽古

四方投げ 背中にモーラステープを貼って。という私の喩えを本当に実践して、テープを本当に貼ってきた人がいた(Sさん)!
面白すぎる。あ、しまった、彼女の受けを取ってみたらよかった。また今度。

裏に入って呼吸投げ 自分の肘を意識して、相手の肘につなげて攻める。肘は体幹に確実に繋がっていることを確信。やっぱり肘だな。

入り身投げ、二種
入り身投げで、切る→止める→通す、を試す。予想通り難しい。しばらく課題。
小手返し、下段 同じく、試す。さらにわからない。でもめげないぞ。うー。

一教 二本引きの足捌きで腰の回転まで、どこを繋ぐか、どこを通すか
一教 みんなよくなってきたなー。

座技呼吸法。微振動をおこす。

終了後、我が家で「佐藤君結婚パーティの幹事を慰労する会」。
うちに来てくれた幹事のメンバーは、自分たちを慰労してもらう会なのに、こういう時もつい働きすぎてしまうようです。

久しぶりの我が家(清道館別館とも言う)での宴会、料理がどれもバタバタでしたが、私は楽しかったです~
やっぱり、時々は別館やろうと思います。(なぜなら、家がちょっと綺麗になるから)

みなさん、おつかれさまでした。
幹事メンバーの田中さんが来れなくて残念、またやりましょう!

11/27(金) 阿波座

金曜はハードな一日。
清道館稽古→凱風館で神道夢想流杖道稽古→凱風館稽古
にもかかわらず、最近、土曜のロング稽古よりは疲れが少ない気がする。
杖道の稽古を始めた頃は、消耗が異常に激しかった。
杖道の後の合気道の稽古がきつく、わざと杖道の稽古には半~1時間ほど遅れて入って、合気道の稽古に備え消耗を軽減するようにしていた(先生スミマセン)。
ところがこのごろ、フル稽古しても、あれ?前ほど疲れていない。しかもその前に清道館の稽古を一本やっても、だ。
たぶんやっと体が慣れてきたのかもしれない。
杖道的な剣・杖の動きと同化できてきたのかも。
何より、杖道ががぜん面白くなってきた。
合気道とは違う、相手との厳しい間合いとタイミング。
合気道にはある、なんというか「遊び」がない。自分で作り出す、相手によって刻々と変わる、瞬時に作り出す「代」がない。相手が変わり技が変わるたびに、何万通りと無限に創造できる、それが湧出することを目指して稽古する、と多田先生は仰る。
間違いを恐れず言うと、杖道で稽古しているのものは少し違うのではないか。
杖と剣、という体の延長にある「道具」が、自分の体の一部になっていないと使えないが、そうなっていないことは相手と交えるとすぐに拡大して顕れるのは、合気剣・杖も同じ。ここで言う相手、とは人間なのだが、合気道で組む相手と、杖道で組む相手は、違う。杖道の場合、稽古の相手は組んだ相手というより、自分の握る手の内にある剣と杖。自分に自分の出来無さ加減を教えてくれる、物言わぬ「道具」なのだ。
合気道は「相手」によって全てが変わる(合気剣・杖も同じ)が、杖道は、相手の人間は実はあまり関係ない(ような気がする)。なぜなら、全ての型の手順と間合いなどの全てが厳密に決められているので、そこからの逸脱は許されない、というか、ない。繰り返すが、厳しく手順と間合いとタイミングがすべて決まっているので、少しでも間違えると間合いが合わないし、コンタクトできないし、コンタクトが違えば怪我をする。では型を覚えたら終わりかというともちろんそうではない。では何を稽古するかと言えば、剣・杖という、自分の体と違う異物をいかに自分に同化させ、身体の一部としていくかということではないだろうか。
組む相手がいて、相手という人間・他者と同化する、合気道。
組む相手は関係なく、剣・杖という道具・他者と同化する、杖道。
どちらにも共通していると言えるのは、まず「型」を身体化させる、その先にやっと本当の稽古がある、ということだろうか。
杖道は思っていた以上に深そうだ。
杖道の稽古では、まだまだ手順に追われている。
早くトンネルを抜けて、その先に広がる世界が見てみたい。

で、昨日の清道館。

甲野先生の「蚊の脚の直系の半分ぐらいの降り幅、の振動を起こす」

これって、合気道でずっとやってきた「響き」と同じではないのだろうか。
米粒に千文字を書けるほどの繊細な感覚。
「響き」を稽古をする。

諸手 
呼吸投げ1番、2番、
四方投げ
一教
座技呼吸法

11/26(木) 石橋

急に寒くなりました。石橋の稽古場は、西に向いて窓が開き、その向こうは川が流れていて、窓を閉めても、いつも川のせせらぎが聞こえています。稽古を始めた6月ごろは、稽古開始の6時すぎがちょうど日没時で、川向うの山に沈む太陽に向かって一礼をしてから稽古を始めていました。今は稽古が始まる頃には太陽はすっかり沈んでとっぷり暮れていますが、それでも川の音に耳をすませ、沈んだ太陽に向かって一礼して稽古を始めます。小さな場所ですが、小さな声でもよく通り、とても気の流れのよい気持ちのいい場所に出会えてよかったと思います。

体操
呼吸法
4方向転換
足捌き 送り足、継ぎ足、歩み足、回転、転換、入り身転換
<逆半身片手取り>
四方投げの手の切りと足の捌き 表・裏
入り身転換から四方投げ
入り身投げ
小手返し
座技呼吸法

最近がんばって通ってくるようになった大学生二人に特化した基本の稽古となりました。
二人の指導に当たってくれた神田さんと菊池さん、助かりました。いつもありがとうございます。

足捌きの重要性は、自分自身にとっても今もってやればやるほど感じます。
最近変わったのは、足の内側のラインの向き。
T字にすると、かなり内側へ向くので、今までずっと前後のラインに並行に稽古をしてきたので、違和感があると思いきやそうでもない。
しかし一番驚いているのは、何をやってもダメだった膝の痛みが今、消えている事。T字足のおかげかも。
肛門を締める、というのは相当意識しないと忘れがちだけど、こちらはそうでもない。
それと今稽古しているのは、後ろ脚で畳を蹴らない足捌き。
きのうの甲野先生の講習会で再認識しました。
名付けて、「夢も希望もない足さばき」!
ふふふ、今日もやってみようっと。

水曜日は、本来なら北スポーツセンターで定例の稽古を予定していました。
珍しく場所も私のオーパスで抽選に当たりばっちり取れていました。
なので凱風館での甲野先生の講習会が決まった時、すごく迷いました。
思い切って出稽古を決めたのですが、今回ほどそうしてよかったと思ったことはありません。
これについてはまた紙面を改めてまた書きたいと思っていますが、ここ一カ月ぐらいの、韓氏意拳の光岡先生、守先生、松村卓さん、甲野先生と続く一連の流れは、私の中で激流を起こしながら全てが繋がって、水曜日はまるで合気道の神様が用意してくれたと思わざるを得ないほど私の中では決定的なものがありました。
もちろん、そうした凄い人たちと繋がって、それを惜しげなくオープンにしてくださる内田先生にこそ、心から感謝。
改めて自分の置かれた環境のありがたさを思います。

佐藤君*早川さん結婚パーティ 式次第

先日行われた、清道館の佐藤君と凱風館の早川さんの結婚披露パーティの式次第。
二人に身近で関わった人たちや、この日の残念ながら駆けつけることができなかった人たちの言葉を、幹事のメンバーが集めて式次第に。イラストにも、寄せられた文章にも感じるものがあります。みなさんの記憶に残るといいなと思い、ご本人たちの了承を得て「みんなの部室」に投稿させてもらうことにしました。井上

表紙:ウエルカムボード
ウエルカムボードmini

<新郎新婦からのご挨拶 >
みなさま、こんばんは。本日はお忙しい中お越しいただき、ありがとうございます。
紙幅をお借りして、ご挨拶させていただきます。

○佐藤 龍彦
新しい生活が始まってから3ヶ月ほど経ちました。いまでもときおり、自分の傍に奥さん(となった早川さん)がいることに不思議な新鮮さを感じます。1年前には、この結婚生活を想像すらしていませんでした。人生何がどうなるかわかったものではありませんね。

思い返せば、井上清恵先生に⼊門を許して頂いて以来、お稽古でもお酒の席でも凱風館や清道館の素晴らしい方々に囲まれ、ご指導をいただきながら充実した日々を過ごしてきました。いまでは、なにか大きくゆったりとした流れの中に安⼼して⾝を預けていられる、というはっきりとした感覚があります。

私達が結婚できたのも、みなさまからの⼼強い支えがあってのことだと思います。みなさまお一人おひとりに⼼から感謝申し上げます。師匠の井上清恵先生、清道館別館館⻑の英作さんには、言い尽くせないご恩を感じております。私達が平和で幸せな日々を送っていくことが、せめてものご恩返しになるかと思っております。今後ともご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。最後に、この日のために幹事の方々には大変⼊念な準備をしていただきました。お礼の言葉もありませんが、本当に感謝申し上げます。

○早川 知佐
合気道を始めてから4年、たくさんの出会いがありました。初めての審査の時から切磋琢磨している千鳥足隊、お稽古後の飲み会も楽しく、⻑くお稽古に通う程に出会いの輪が広がっていきました。

合気道の大先輩の清恵さんが清道館を開かれ、佐藤さんと出会いました。英作さんと清恵さんご夫妻はお付き合いしている頃から親⾝に相談にのってくださり、婚姻届の証人にもなっていただきました。私たちも仲睦まじい夫婦になりたいと思っています。

結婚してから3か月が経ち、家の中も二人の生活も落ち着いてきました。お付き合いしていた時も、今も、皆さまの温かい言葉が⾝に沁みます。皆さまとの出会いに感謝しております。夫婦共々、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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<祝辞のようなもの 清道館別館館長 井上 英作>
「Young Love May Be Oh So Mean」。どれほど聞いたか分からないRoxy Musicの名盤「Flesh+ Blood」の中に収められた曲の中の一節である。今から35年程前、高校生だった僕には、この歌詞の意味がよく分からなかった。
今回、佐藤君と早川さんが結婚すると聞いて、真っ先に浮かんだのが、この歌詞だった。

ご本人たちの了解を得ているので、敢えて言うが、お二人とも二度目の結婚である。一度は、上手くいかなかったものの、もう一度、他者と関わりながら生活することを決めた二人に、僕は人としての成熟を見る思いがする。

人は、赤の他人と生活を共にするという摩訶不思議な結婚というものを発見し、この仕組みは今もなお持続している。僕も結婚してみて分かったのだが、世の中には色々な人がいるものだなというあまりに単純な答えだった。夜中に突然悪夢にうなされて絶叫したり、机の引き出しに消しゴムが10個もあったりすると、つくづく、そう思うのである。そんな他者と関わることによって、浮き彫りになってくるのは、「私」である。かつて郷ひろみの曲に「あなたがいたから僕がいた」というのがある。「私」というのは、それぐらいのものでしかない。「あなた」が最初に存在し、そのついでに「私」が存在するのである。

河合隼雄は村上春樹との対談で、夫婦になるというのは「苦しむために、「井戸堀り」をするためなんだ」と言っている。僕は、この考え方を激しく支持する。

「私」という大きな「問い」は、他者と深く関わっていくことでしか、その輪郭さえも分からない。その「問い」を解いていくことが成熟につながるのだと思う。そう、最大の他者とは、「私」のことなのである。だから、人はその大きな「問い」に答えるための装置として結婚というものを発明したのだと思う。

合気道には、勝ち負けがないそうである。ないそうなどと他人事のように僕が言うのは、僕が合気道をしていないからである。僕は、そのことについてずっと考えていたのだが、合気道というのは、「私」と出会うために作られた装置ではないかと思っている。そんな合気道を通じて、佐藤君と早川さんが結び付いたこと、そして、清道館がそのことに深く関与していたことを、僕は大変嬉しく思うのである。

<仲間からの言葉>
○清道館 岡田 充弘
佐藤さんには今まで同門の先輩として、そして大人としてのアドバイスをたくさん頂きました。そんな兄弟子である佐藤さんのご結婚をお祝いでき、大変嬉しく思います。お仕事・お稽古・家庭を大切にされる佐藤さんをこれからも先輩としてお手本にさせていただきます。

早川さんには⼊門して以来、⾝近な先輩としてずっとご指導して頂きました。稽古場の空気がピリッとした感じになっても、ほんわかした雰囲気の早川さんと組んでいると、大変穏やかな気持ちで稽古に取り組めました。いつも穏やかで暖かい人柄の早川さんですから、きっとそのような家庭を佐藤さんと築かれるのだと思います。末永くお幸せに。

幸せなお二人とまたお稽古できる日を楽しみにしています。

○清道館 大門 一茂
この度はおめでとうございます。大変お世話になったお二人が結ばれた事を、まるで自分の事のように幸せを感じています。さて、自分はあらたまってモノを語るのは不得手なので、以下の詩にメッセージをたくしたいと思います。

・・・二人が睦まじくいるためには、愚かでいるほうがいい。立派すぎないほうがいい・・・
正しいことを言うときは、少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは、相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい・・・
ゆったりゆたかに光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら、生きていることのなつかしさにふと胸が熱くなる。
そんな日があってもいい
そして、なぜ胸が熱くなるのか、黙っていても二人はわかるのであってほしい
(吉野弘「祝婚歌」抜粋)

○合気道凱風館 渡邊 乃月
2011 年秋 甲南合気会同期生として出会ったちーちゃんと私の共通点は意外に多い。学年、⾎液型、卒業校、九州暮らし、兄弟、もちろん性別、その他ごにょごにょ。

彼⼥は凱風館の中で、ずば抜けて「可愛い」圧倒的に「可愛い」⽿の裏まで「可愛い」。特に酒宴で⾶び出す発言は「異常に可愛い」その一言が私の腰骨を直撃しフニャリ、隣で熱燗を啜る先輩方も脚⼒を奪われてヘニャリ、ふんわりと空気をかき混ぜてしまう。

純真爛漫な天然記念種っぷりに、この先 佐藤さんの匂いが交じるのか交じらないのか、とにかく油断ならない。清道館から”大衆酒場いこい”へ皆と笑う夜が丸く解けて温まってゆく。

時に苦しい合気の道中、こんなにも誠実で美しいお二人との出会いに⽴ち会えたことを誇りに思う合気道は知れば知るほど難しさが深まり、謎も深まり、人生とつながって面白くなってゆく。

○合気道凱風館 原田 徳子
ある日のお稽古の帰り。ちーちゃんがととっと寄ってきて、「清道館の佐藤さんと結婚することになりました」。「わ〜、おめでとう♪」と祝福しつつ、佐藤さんってどんな人だっけ…?と名前と顔が一致しない私…(^^;)。 でもその後、ラスペツィアの気の練磨のお稽古でご一緒に。ふんわり、キュートなちーちゃんと、これまたほんわかした佐藤さんのツーショットもたっぷり拝⾒して、私も幸せ気分♡

これからも幸せのおすそ分けをよろしく〜。そして、のろけとグチ(?)をサカナに飲みましょ(*^^)v

<ちーちゃん観察記  佐本 泉>
◆2014 年 5 月 29 日 屋形船
最初に、あれっ?と思ったのは、双子座誕生日会で屋形船に乗った日のことです。清恵さん神吉さん⾦澤さんと私の誕生日に合わせて屋形船を借りてお祝いしようという会で、鯉ちゃんが手配してくれました。ちーちゃんと伸代さんが二人揃ってやってきて、ちーちゃんは
私の誕生日会でもあることを知らなかったようで(!)、なんでやねん。(>_<)。

屋形船に早めについたので、どこ座ろうかな〜って眺めつつ、みんなを待っていたのですが、佐藤龍彦さんが、すたすたとやってきて、ちーちゃんの真ん前にすとんと座りました。ガラガラの席で、ここを目指してまっすぐに来て座った姿をみて、佐藤さんってちーちゃんのこと好きやったんや、と思いました。

で、ちーちゃんの顔を覗くと、あれ?この人、なんでここに?困ったなぁ、、って感じだったので、脈無しか〜〜佐藤さん、がんばれ〜って⼼の中でエールを送りました。

◆2014 年 6 月 サボテン電話。
清道館二部@いこいで、菊池さんが、サボテンの鉢を佐藤さんにあげる約束をしていたからと、たくさん持ってきていました。佐藤さんへのスペシャルなサボテンの鉢は決まっていたのですが、「みんな好きなサボテンを選んでね」って言われて、私の家は植物はなぜか枯れてしまうので遠慮して、みんながどんな多肉植物を選ぶのか観察していました。

ちーちゃんが、なんか丸っこいのを選んでいて、佐藤さんの鉢にも同じようなサボテンがいて「あれ、これとこれは兄弟?」って聞いたら、菊池さんが「そうそう、どんどん増えてくるねん」って仰ったので、「サボテンとサボテンが交信するって聞いたことある、このサボテン同士で糸電話みたいに交信できるんちゃう?」と私が言うたらしいです(全く、覚えてないけど)。

その時に、ちーちゃんは、佐藤さんが嫌そうな顔をしていなかったので、佐藤さんって私のこと嫌ってないんや、、と思ったそうです。
えー!!そこ?!
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◆2014 年 7 月森川邸バーベキュー大会
この頃は、私はもう確信を持って、佐藤さんの恋⼼を密かに⾒守っていました。問題なのはちーちゃんで、この人全く気がついていないのか、それとも、気がついてるけど無視してるのか、どっちか全然わからなくて、でも問いただしたら、二人の間にある柔らかい感じがつぶれてしまいそうなので、気付かないふりをしていました。

森川さんが、お家バーベキューパーティに皆を招待してくださり、私はツーショットの写真を撮ろうと狙っていたのですが、そんなことに全く知らない川住さんが、二人の真ん中にいて、何回かトライしたのですが、川住さんも何回も笑顔をくれて、三人がニコニコ笑う、写真となりました。

その日、ちーちゃんが、多田先生の50 周年稽古会(ローマ)に一緒に⾏こうと佐藤さんを誘っていたので、あれ?ちーちゃんが佐藤さんを誘っている、と⽿ダンボ。この人、もしかして自分の気持ちに気付いていないんちゃうやろか?もしそうでなかったら、ほんま罪作りな人やな〜と⼼配する佐本でした。

そして・・・10 日間のラスペツィア合気道三昧から帰ってきたら、何故か、ちーちゃんが私と目を合わせない。出発前に無自覚になんか悪いこと言うたんやろか、と気にしていたのですが、どうも私が留守をしていた 10 日間のうちに、二人はお付き合いすることになって、感のいい佐本さんにはすぐにばれるに違いないので、目を合わせられなかったとのこと。
分かり易すぎ〜(^^;)。でも、ほんとに良かった!!

それから 1 年後の 2015 年 7 月末に、お二人は⼊籍されました。

めでたし、めでたし。

<ウエルカムボード制作者から 清道館 田中 友希子>
2本の糸は、佐藤さんと早川さんの⾚い糸(ほんとベタですが)のつもりです。あわび結びにしました。
結婚相手につながっていると巷で言う⾚い糸―伴侶とだけでなく、人生で出会うべき人に会うたびに結び目ができる、そうも思えるのです。

佐藤さんは光安さんとのつながりで清道館に⼊会し、早川さんは出来⽴てほやほやの清道館に先輩として何度もお稽古に来てくださって、丁寧に面倒をみてくださいました。

佐藤さんは早川さんに(こっそりと)粘り強―くアタックし(と聞いています)2人の結び目ができました。でもそれ以前に2人の糸には、今日ここにいらっしやる方々との出会いがあり、それが2人の結び目につながったんですね。

ウェルカムボードの龍彦さんと知佐さんの2本の糸、あわび結びの先は⾒えませんが、実はずっと伸びています。これからは2人分、たくさんの出会いの結び目ができることでしょう。結び目が増える中で、豊かに広がるであろうお2人の人生を祝福して。

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11/18(水)、19(木)、21(土)、22(日) 

11/18(水)、19(木)、21(土)、22(日) 

水曜日 骨ストレッチと継ぎ足
土曜日の守さんの講習会でたくさんの課題をもらい、頭の中があふれそうになっているところへ、甲野先生と松村さんの共著を読み、少し前にマイブームになった骨ストレッチがまた再来してきて、私の中は今、豊かなる混乱を起こしていて、水曜日は、ああ、やりたいこと、試したいことがいっぱいの、そんな混乱そのまんまのお稽古となりました。

呼吸法からスタート
体操 腕をぐるぐる回す感覚、詰まりを覚えておく
剣を振る 剣を振る感覚、重さ、詰まりなどを覚えておく
骨ストレッチ 数種類
再度、剣を振る 

以前、骨ストレッチを知った頃に、少し体操に取り入れてみたことがありました。
が、今回その効果をもう少しちゃんと検証しつつ試してみたくなり、家でひとりであれこれ何時間か、効果を確認して、稽古に入りました。
体操の後、みんなに剣を振ってもらい、みんなの背中と肩甲骨の動き方を後ろから観察、その後骨ストレッチをやり、再度同じように振ってもらいました。
何人かは明らかに、前と後で背中の動き、肩甲骨の開きが変わったように見えたので、さっきと感覚が変わったかどうか尋ねたところ、変わったと手を挙げた人が多数。
うち数人は、全然違う、と言ってました。
うーん。不思議なことですが、けっこう効果があるような気がします。
私の感覚で言うと、ほぐれて緩んだところに血が巡って暖かくなる感じがします。
明らかに肩の可動域が大きくなり、詰まった感じ、重さ等が軽減される感覚があります。
(骨ストレッチとは、松村卓さんが提唱されている体操のようなもので、例えば、片手の親指と小指をくっつけて、反対側の親指と小指で手首のぐりぐりを押えて、手をぶらぶらさせる、親指と小指で鎖骨をつまんで、左右に腰をひねる、足の中指を中心にしてT字に立つ歩く、といった、肩甲骨や背中とは直接関係なさそうなところを関係なさそうなやり方で動かす、立ち歩く、というものです。興味のある方は著書がいくつか出ていますので是非)
私が最近多用している、肩を消し、背中のアーチを作り胸を落とすためのたとえで、「肩甲骨と肩甲骨の間に貼ったシップを伸ばす」、というのも肩甲骨が動かないとやりようがない。
足のT字立ちは、少し内股に半身を構えることになるが、確かに安定感がある。
多田先生も、呼吸合わせの際、少し内側に入っている。膝の調子がよいので、悪くはないのかもしれない。
しばらく試してみることにする。
ちなみに、木曜朝、凱風館の稽古に遅れたので、体操をとばして更衣室で骨ストレッチだけをやって呼吸法から入ったところ、妙に身体が重かったように思う。思うに私の場合、一旦しっかりストレッチして伸ばした(緊張させた)ものを骨ストレッチ&呼吸法で緩める、というのが合っているかもしれないです。

6方向うち4番まで・・・肘から押されるように
この「肘から押される・引っ張られる」、というのも最近のマイブームです。
肘の下に空気の玉があってそれが膨らんで肘が上がる、空気の玉が沈んで肘が下へ引っ張られる、前へ引っ張られる
という感覚を使うと確かに、「うるさい手」を消すと思います。もちろんこれは、韓氏意拳からの応用です。
ただし注意が必要なのは、この時、肘が絶対に方より上がったり張って脇が上がってはいけない、肘は常に方より下で仕事をしている、ということです。とはいえ、手先もサボられては困るので、肘と手先指先、この矛盾が私の中では目下せめぎ合っています。

歩み足転換
継ぎ足転換
足捌き5番
継ぎ足で入り身に入る
逆半身片手四方投げ
正面打ち 入り身投げ 腰の回転、力を入れて切る/手刀で空を切る/手を降ろすだけ
同 小手返し
同 転換なしの入り身投げ

木曜日 継ぎ足
足捌き 送り、継ぎ、歩み、5番
逆半身片手取り
継ぎ足で下から切る
転換で下から切る
入り身投げ
小手返し
転換して足を引き四方投げ
一教

土曜日 小指薬指の旋回/軸回転とアーチ
小指と薬指から内側に旋回させていく、というヒントは少し前に、韓氏意拳の守さんから頂きました。
たぶん決して目新しいことではなく、少し前に誰かの代稽古でもテーマになっていたことがあります。
確かに、小指薬指を先行的に旋回させて手の軸回転を使うと、詰まりと重さが消えることを再認して、呼吸法の時に自分では試していましたが、この日思いついて、みんなにもやってもらいました。

諸手取り
足を横に捌いて四方投げ、
表上段から入り身投げ、下段から入り身投げ
裏に転換して上段から入り身投げ、下段から入り身投げ
同 一教
同 十字投げ
表裏下段から二教裏

日曜日 小指薬指の旋回、アーチ

一部;剣・杖
剣を振る、上段/中断/下段、上丹田で回す/持ち替える
剣 前後切り、四方切り、
突き、避ける(左右)、  

二部;両手取り
足捌き4,5,6
天地投げ
入り身転換から四方投げ、入り身投げ、小手返し
裏に入って、外回転投げ

と、4日分の稽古を必死で思いだしながら書きましたが、正直覚えていません。
多分、前後してるか、抜けてるか、やってないことを書いてると思います。
門人のみなさんはあまり信用してはいけません。
これ、違いますよ!こうでしたよ!というお気づきの点はそっと教えてください。

 

「Love Song その2」(井上 英作)

「Love Song その2」

先日の結婚披露パーティーのBGMとして僕が選んだ「Love Song」を公開します。

パーティーが終わり、店主に挨拶をしたところ、「いい選曲ですね」と言われ、また一部の人からも要望があり、褒めらることの少ない僕は、調子に乗りここに公開することにしました。

「Time After Time」/Everything but the Girl
言わずと知れたCyndi Lauperの代表曲。僕は、このカバーの方が好きです。
「チョコレート」/家入レオ
この曲については、以前ブログでも書きました。よかったら読んでみてください。
「花嫁」/はしだのりひことシューベルツ
今回の選曲で一番初めに浮かんだ曲。フォークそのものだと思っていましたが、改めて聞いて見ると、意外とモダンでびっくりしました。
「青い地球はてのひら」/かの香織
かの香織は、元「ショコラータ」のヴォーカル。「ショコラータ」というのは、ポストYMO時代の日本の音楽シーンに突如登場したバン
ド。かっこよかったなぁ。
「小さい宇宙」/ZABADAK
僕の中では、一番の「Love Song」。原マスミの歌詞が秀逸。原マスミは、吉本ばななの本の装丁などで有名な音楽家・画家です。「キッ
チン」の装丁があまりに有名です。
「三日月」/絢香
何年か前、居酒屋のトイレでこの曲を聴き、思わず涙しました。歌の上手さでは、今、日本で一番ではないでしょうか。
「君といつまでも」/加山雄三
説明不要。憂歌団のカバーもよかったら聞いてみてください。
「ダーリング」/沢田研二
色々と事情があるのかもしれないが、この人の評価があまりにも低すぎます。この曲などは、ジュリーが絶頂期のもので、
曲がめちゃくちゃ「はねている」。
「お嫁においで」/憂歌団
憂歌団は、よほど加山雄三が好きなんですね。そういえば、加山雄三のトリビュートアルバムも出ていましたね。
「Before Today」/Everything but the Girl
単に趣味で選びました。Tracey Thorn好きなもので。
「To Who Knows Where」/James Iha
The Smashing PumpkinsのギタリストJames Ihaのソロアルバムから。
「LOVIN’ YOU」/Janet Kay
Minnie Ripertonの代表曲をレゲェにアレンジして。
「All My Loving」/The Beatles
説明不要。「All My Loving To You♪」だって。パーティーのオープニングに使う曲として、真っ先に浮かんだ曲です
「A Love Song」/Ego Wrappin’
タイトルそのもの。彼らは大阪の宝です。
「Moments in Love」/The Art Of Noise
Fantastic Plastic Machineのアレンジが秀逸。原曲を上回りました。
「雪の華」/中島美嘉
「冬の匂いがした♪」という歌詞が好きです。子供の頃は、季節の匂いってあったのに…
最近は、なくなってきたような気がします。寂しいですね。
「The Look of Love」/ABC
高校二年生の時、コンサートに行きました。前から二列目でした。
「Your Love Is King」/SADE
SADEはこの曲以外にもたくさん「Love Song」がありますがタイトルで決めました。
「From Russia With Love」
映画「ロシアより愛を込めて」のサウンドトラック。
「La gare」
映画「シェルブールの雨傘」のサウンドトラック
「The Sheltering Sky」
映画「Sheltering Sky」のサウンドトラック。坂本龍一作曲。
「Fly Me To The Moon」Astrud Girberto
僕の中では一番官能的な曲。途中のトロンボーンのソロにうっとりします。
「赤いハイヒール」/太田裕美
僕の中の「乙女」が炸裂します
「LAUGHTER IN THE RAIN」/ Neil Sedaka
何曲もスタンダードのカバーを選んでいますが、この曲は原曲の方がいいです。
「CAN’T HELP FALLING IN LOVE」/ UB40
原曲はプレスリー。こちらもレゲェで。
「Melody Fair」/Bee Gees
映画「小さな恋のメロディー」のサウンドトラック。ある世代の人たちの中では、「Love Song」の代表曲だと思います。
「あの夏、いちばん静かな海」
映画「あの夏、いちばん静かな海」のサウンドトラック。監督は北野武。当時、暴力的な作品ばかり撮っていた北野監督の「恋愛映画」で
す。映画もいいですよ。
「White Love」/Speed
中学生の歌声が妙に説得力があります
「How Deep Is Your Love」/Bee Gees
誰かのカバーで知りました。改めて聴くといい曲ですね。
「Too Much」/Bee Gees
別にBee Geesのフアンではありませんが、結果三曲も選んでしまいました。
「Top Of The World」/The Carpnters
僕の初恋にまつわる曲です。以前ブログでも書きました。よかったら読んでみてください。
「Jealous Guy」Roxy Music
John Lennonの代表曲。僕は、このカバーの方が断然好きです。後半の口笛とサックスがたまりません。

佐藤君の結婚パーティ

昨夜、清道館の佐藤龍彦君と、凱風館の早川知佐さんの結婚をお祝いするパーティが、凱風館+清道館のみなさんのご尽力により、大盛況のうちに終わりました。

総勢70人以上の凱風館と清道館、のみならず二人をとりまく色々な人たちが集まって、大盛り上がりの3時間があっという間でした。
私もこれまでたくさんの結婚披露宴やパーティに出てきましたけど、ひいき目にしても最高だったと思います。

一応「先生」である私にはみんなが気を使ってくれて、私はひとり準備にも参加することなく成り行きを見守ってきました。
会場の予約、設営、たくさんの人のスピーチ、凝りに凝ったウエディングケーキ、新婦にぴったりの美しいブーケ、最後の清道館メンバーによる出し物と矢野さんのサンシン、別館館長によるBGM。
会場になった福島のタベルナポルチーニは、料理がすごく美味しかったし、人数にしたら会場は少し狭かったかもしれないけど、それが逆に人と人の距離を縮めて、みなさん肩を寄せ合うように飲み食い喋り続けた3時間でした。二次会の店もばっちり予約されていて、すべてがパーフェクトでした。みんな仕事できるんやなあ、頼もしいなあと、ただただ眩しい眼で見るばかりでありました。

清道館って結束が堅いですね、と言われることが多いのですが、私がそういうことを目指している訳ではありません。
仲がよいに越したことはありませんが、それをみんなに求めたりしたことはありません。
合気道を一緒に稽古している、ただそれだけ。一緒にお酒を飲む機会は(私のせいで)多いかもしれませんが、彼らは決して群れているわけではありません。

しかし、誰が求めなくても、こういう時には、ばっ、とまとまって協力し合い大きな仕事を成し遂げることができる。すごいなと思います。これこそを「命の力」というのではないでしょうか。合気道でそれが培われているのか、いや、もともと持っている能力だとしても、誰かのために、となったらそれを瞬時に互いに出しあえる、集まって結果大きな力となる。
とすれば合気道ってやっぱり確かに「命の力」を高めるのではないかと思えます。

最近、合気道は本当に「命の力」を高めるのだろうか、という疑念に囚われていました。
私自身が、技も人間もちっとも成長していないと思い知らされたからです。

しかし、私自身の合気道や人間性が向上しているかどうかはさておき、少なくとも、清道館をやっていくことは決して間違ってないかもしれない。「修行途上の未熟者でしかないお前でも、合気道の稽古場そのものは続けていってよい」と、昨日は合気道の神様に言ってもらえたような気がしています。

それにしても昨日は、なんだか自分ががんばったように誇らしく、まるで新郎の母か仲人のような立ち位置で、美味しいところだけを頂いてしまったようで、本当の立役者であるみんなに申し訳なかったと、今朝から反省しつつこれを書いております。

自分のスピーチが終わってからはがんがん飲み続け酔っ払ってましたので、改めて。
凱風館の佐本さん、おつかれさまでした。さすがです。仕事できます。ありがとうございました!
森川さん、田中さん、くし野君、おつかれさまでした。大成功でしたね!よく頑張ってくれました。
また、幹事メンバーを助け、大喝采の出し物を練習し披露してくれた清道館のみなさん、ほんとにお疲れさまでした。

そしてそして何より誰より、昨日の主役、佐藤君とちーちゃん、ほんとうにおめでとうございました。
頂いた美しい花が今別館リビングのテーブルを飾っています。ありがとう。
結婚って、なかなかよい無人島生活ですよ。

二人の結婚のおかげで、私がいちばん元気をもらったかもしれません。
明日からまた清道館をがんばろうと思います。まじめにブログも書きます。

お手伝いしてくださった凱風館の方々ほか、参加してくださったたくさんのみなさん、スピーチをくださった先輩のみなさん、本当にありがとうございました。

これからも佐藤君&ちーちゃんと、清道館をよろしくお願いいたします。