2015年も残すところあと数十分となりました。
日ごろの掃除無精のせいで、大みそかに日が暮れるまでゴシゴシ。
ぎりぎり滑り込みで、年内の稽古日誌を書かんとパソコンの前に。ぜいぜい。
さすがに年末はスケジュールがタイトで、日誌書けませんでした。
いえ、稽古だけで忙しかったわけではなく、打ち上げやらエゴ・ラッピンやら納会やら納会2やら餅つきやら同窓会やら、要するに遊ぶのにもたいへん忙しかったのであります。ま、殆ど毎日が飲み会。
飲み過ぎて記憶をなくすという、武道家としてあるまじきことを、この年末は何度もやってしまいました。
お世話になったみなさま、また泥酔した井上に暴言を吐かれたというみなさま、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
今回は相当反省しましたので、どうかお目こぼしください。
23日 中津 二部制
一部 剣・杖 四方切りの剣、組太刀、一の杖組み杖
二部 体術
24日 石橋
27日 阿波座 稽古納め
今週は正面打ちシリーズ
20日 裏へ入り身して線をはずす
23日 表へひとえに足を捌いて線をはずす
24日 打たれる前に裏に入って制す
で、最終日27日の稽古納めは、正面打ち一教返し技
(取りが先に正面を打ち、受けが一教をかける→取りが一教で返す)
まずは一教を受けがかける→取りが返す
の表と裏。
返す、為には、受ける方が自分のバランスを常に取っていなければならない。
返せる位置に足と体軸と正中線がないとまず返せない。
まんぜんと受けてしまっては返せない。
いつでも、すきあらば返す、ということを前提として受けるのと、ただ受けるのでは、体軸のポジション、正中線の取り方、足の位置、全てがまったく異なることがわかる。
いかにいつもは、「受けの為の受け」をやっているかがよくわかる。
一教を互いに
取り合う、通称「くるくる一教」と呼ばれる稽古があるが、
これの『裏&表』バージョンを思いついたのでやってみる。
一教裏→返・一教裏
を通常は受け取りで繰り返すのだが、
一教表→返・一教表→一教裏→返・一教裏
と、表と裏を交互に繰り返すというもの。
裏だけの「くるくる一教」すらやったことない初心者もいて、少々困った様子だけど、これ面白い。
で最後に、一教表・裏、固めまで。
返し技からの四方投げ
相手の懐に内回転的に入る。
裏が遠くて、ちょいと難しいですね。
同じ入り方で天秤投げ
同じ入り方で、入り身投げ、上段・下段
内回転に入らず、返してそのまま入り身へ入る入り身投げ
で、最後はシンプルに、気持ちよく豪快に投げあって、2015年の稽古納め。
みなさん、一年間お稽古おつかれさまでした!
この、「一週間同じ取り手シリーズ」は結構面白くて、当面はまりそうですのでよろしくです。
新春は何で始めようかなー、わくわく。
そのまま我が家で納会。
体験稽古の留学生も来てくれて、大いに盛り上がりました。
みなさん、ありがとう!
また来年も楽しく稽古しましょう!