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岡田君里帰りの巻 5/21土

東京から岡田君が2日間、清道館に「里帰り」。
彼はもともと神奈川の出身で、清道館で合気道を始めた。
出身地に転勤で戻ることになり、今は月窓寺や青楓会で稽古を続けている。
その岡田君が、週末、清道館に稽古しに、東京からやってくる。
我々にとっては「里帰り」なんである。
初段に昇段した岡田君に、お免状と黒帯を、私の手で直接渡すことができた。
青楓会の東沢さんにその役目をお願いしないといけないと思っていたところ、本人が来ると言う。
師匠の気持ちがわかる奴だ。うんうん。

というわけで、土曜日の中津。
久しぶりに岡田君と稽古したい!というメンバーが、いつもよりたくさん集まった。

日中の凱風館の内田先生の稽古は肩取りだった。
稽古中、スパークするものがあった。
それは、自分ひとりで思いついたわけではなく、このところ続いた、守さんや甲野先生の講習会で教わった理合やアイデアと、自分がなんとなく考えていたことがぱーっと繋がった、という感じ。
守さんも甲野先生も、講習会で教えて下さるのはどれもすごい技や理合なのだが、もちろん合気道ではない。
合気道にも通じそうなアイデアが毎回繰り出されるが、全てがすぐに使えるとは限らない。
たぶん、私に限らず合気道の人たちはみなそうだと思うが、合気道を通して咀嚼し直して初めて、そのアイデアや理合が「わかる」。
めんどうだけど、仕方ない。
内田先生の稽古中、そういったものがいくつか、パチパチっと繋がった。

さっそくその後の清道館で、内田先生の稽古の復習を兼ねて、それらを肩取りで試してみる。
こんなふうに、内田先生の稽古で「これってこうじゃないかな?」と思いついたことを、すぐ後、自分の稽古でみんなを動員して試すことができるなんて、本当にありがたいことだ。ご協力ありがとう!と言いたい。

肩取りの足捌き 入り身転換で内側に捌く
肩取り入り身投げ 内側に捌く→下段に切る→裏に入る→転換→投げる
甲野先生の不思議な入り身投げ、守さんの「かかと重心」と、ここのところずっとやってきた多接点少圧力、腰の回転&体軸の移動。
これらが全部、今のテーマ「一本足」に繋がった。

相手の左右のバランスを崩して一本足になった瞬間に仕事する。
相手をどう一本足に導くか。当然、小手返しも、一教も、四方投げもたぶん同じ。

入り身投げでは、相手の顔を横または上に向けて二の腕につける。
これも難しいことに、一本足にしてやろうとか、顔を横にむけてやろうとか、バランスを崩してやろう、などと意図的にやってもできない。
いかに、動きの中で、気の流れに巻き込まれる中で、自然に圧なくやるか。

そのために使う様々なメタファー、例えば、「向こうにブラックホールが空いていてわーっと吸い込まれる」とか、多田先生の「アイスクリームをスプーンですくう」といった、喩え、物語の中に、いかに自分を騙して投じることができるか。
甲野先生いわく、その演技力、芝居力がものをいう。
そうだ、メタファーを提示できないと、自分の身体も「騙せない」し、みんなにも伝わらない。

内田先生の二部の稽古が正面打ち小手返しの返し技だったので、インスパイアされて、後半は返し技をやってみる。
今日は土曜日だし。

肩取り一教からの返し技で一教 返し技をする時の足踏みの変化が要
肩取り入り身投げからの返し技で
 裏へ入って小手返し
 上段で入り身投げ(下段でも可)

稽古の後は岡田君を囲んで、いつもの「いこい」で「おかえり~!」の乾杯。
今日も少し飲み過ぎたようだ。

代稽古 稽古日誌をアップしました

井上がヨーロッパに遠征中の10日間の間、3月に初段となった4人に、代稽古をしてもらうことになった。

内田先生に3周年のご報告と御礼のご挨拶をした際、
「代稽古を頼めるようになることが、道場として、最初のステージクリアだね」
と仰った。

代稽古すること、先生の代わりとして稽古を主宰し指導することが、どれだけ勉強になるか。
それは、私自身が身を持って経験してきたことである。
これをみんなにも是非、経験してもらわねばならない。

代稽古の稽古日誌を書くことを、今回の4人には宿題として課させてもらった。
4人がそれぞれに悩み、考え、単なる私の代わりというのを超えて、創意工夫して稽古を主宰したか、プレッシャーにもがきながらも、任された場を責任を持って成し遂げ、どれだけ成長したか。
本人たちの了承を得て、あえてノーカット、ノー編集で全文をアップします。

これを機に、今後も機会を設けたいと思う。
代稽古する助教の制度を、凱風館内田先生のやり方に習い、準じたいと思います。
みなさん、代稽古してくださってありがとうございます。
彼らを応援するべく稽古に参加してくれた、仲間思いな清道館メンバーにも感謝します。

もちろん、お付き合いで参加した門人はいないと思う。
なにより私自身、凱風館の他の助教の先輩、後輩のみなさんのお稽古に参加することは、毎回ものすごく勉強になる。
同じ師匠に習いながら、各人それぞれに全く違う受け取り方があり、出力が変わるのが面白い。
みなそれぞれに、日々研究をされているということがよく分かり、大きな刺激を受ける。
みんなもそうであるに違いないと思う。
代稽古は、指導する人も参加する人も、互いが学び合い、刺激し合えるよい場だと思う。

最後になりましたが、この場を借りて、私が不在の間、弟子たちの稽古にご参加くださった凱風館の皆さまに、心より御礼申し上げます。

3/31(木) 石橋 指導:森川

審査のあとさき
                               森川祐子

去年の1月のことだから、もう1年以上前になるが、突然気付いた瞬間があって『稽古を重ねることによって、細胞レベルで分かることがあることに気付いた。だから、やっぱり稽古するしかない。(中略)何度も何度も稽古したら、もしかしたら原子レベルで分かることもあるかもしれない。今はへたくそだけど、もしかしたら“分かる”だけじゃなくて、“知らん間に勝手にできた”“動けた”と思えることもあるかもしれない。わくわくしてきた』と、この「みんなの部室」に書いた。書くだけではなく、ほぼ皆勤でお稽古に出たし、私なりに精一杯励んだつもりだった。そうして臨んだ去年3月の2級審査と9月の1級審査。“動けた”にはほど遠く、実はあまり気持ちのいいものではなかった。なんでかな? まだまだお稽古が足りへんのかな? 出稽古もせんとあかんのかな?

そんな私の葛藤をよそに、月日が流れ稽古数が足りて、先生からお許しが出て、3月の凱風館合宿で初段審査を受けることになった。ほんまに受けてええのですか? 膝の調子も芳しくなく、審査中に膝崩れが起きたらどうしよう・・と不安ばかりが募っていた。

でも、いつだったか定かではないけれど、初段審査を目指す中で、ふっと分かったことがある。3月の時も9月の時も「これだけお稽古してるんだから“動ける”ようになっているハズ」と思っていたな、と。全く驕った思い違いだった。それは、稽古の多少の話ではない。つまり稽古の「数」が足りないのに云々という話ではなく、そんなことは先に思うようなことではない、ということ。そんなふうに思うこと自体がすでに執着だった。“知らん間に勝手にできた”“動けた”なんて、あとで“ひょっとしたらあれがそうだったのかも知れない”と思って一人笑いがこみ上げてくるようなことに違いない。

それからは、ある種の諦観ーと言えばかっこ良すぎるけどーが生まれた。今の私はこれ。それ以上でも以下でもない。やっぱりダメだなあと思ったり、前よりはええんじゃないかい?と思ったり・・。決して「平常心で初段審査に臨んだ」なんてええかっこは言わない。十分ジタバタしたし、必死にもなった。それでも『だから、やっぱり稽古するしかない』は言い方を変えれば、『稽古したことしか出力できない』のであり、さらには『どのように稽古したのか?』が問われるということなのだと思ったから、体が動かなくても諦めがついた。だから、もっと稽古するしかないねん、稽古の仕方考えんとあかんねん、と思えるから。

もうひとつ初段審査を目指す中で気付いたことがある(ほんと、審査っていろいろ気付かされる)。

私はずっと「指に力が入り過ぎ!」「そんな力いらんよ!」と言われ続けている。決して好戦的、攻撃的な人間ではない(つもりだ)けれども、力を入れずにしっかり密着する、というのがどうも苦手で、ずっと悩んでいる。でも、はっと思うことがあった。38年間に及ぶ会社人間のとき、いつも外へ外へ出力し続けてきたな、と。自分の内に向かっていくことは文字通り内向的であって、あまり喜ばれることではなかった。

この気付きには、今受けている「認知運動療法」も影響している。先にも書いたように膝の具合が悪い私は同門の松本さんから認知運動療法を受けているのだが、この療法はまず、自分の体の各部位がどんな働きをしているのかということに私自身が耳を傾けるところから始まった。どうせお前には無理でしょ、と決めつけていた「左ひざ君」が黙っていた(黙らされていた)だけであり、実は他の筋肉や関節やらの助けを借りればもっと冗舌になり、生き生き働き出すのだ、と松本さんに教わって、私は“自分の”「左ひざ君」に目を向けた。そうして「ダメな奴」ではなく「やれることが一杯あるがんばっている奴」と思えるようになった。

「思い込み」という鎧の内に押し込められた「無口な、中身の自分」に目を向け耳を傾けたら、「これまで見えていた、聞こえていた(つまり認知していた)自分」とは違うものが「認知される」。「左ひざ君」だけでは頼りなくても、回りを巻き込むことによって力が倍増三倍増される。同様に、取りである自分だけではなく、受けの力を味方につけたら、大きな力の固まりとなってどこへでも「一緒に」(ここが大事なのではないかと思うのだが)飛んで行けるのではないか、とそんなことまで考えた。そして、つい入りすぎてしまう「自分の力を抜く」のではなく「相手の力の声を聞いてみよう」と視点を変えたら、いつか力を抜くこともできそうな気がする。まだ少しだけど。

さあ、「そんなこんな」な日々のなか、審査の日を迎え・・・そして、終わった。今、はっきり思う。審査なんて、ひとつの通過点にすぎない。でも、この通過点は「通って良し」と先生に言われたが最後、ここに至るまでの自分の、自分でも気付かなかった「無口な、中身の自分」をさらけ出さなくては通れないような、シビアな通過点なのだ。審査の日は、“この”ビール好きな私が早々に切り上げて布団に潜り込み泥のように眠る、ぐらい疲れ切っていた。

審査が終わっても、まだ何も終わっていないように感じていたのは、井上先生渡欧修行中に課せられた、私にとって初めての“代稽古”のせいであったことも確かだ。上に書いたような、審査前に感じたことの必然的な結果として、“代稽古”の主題はすんなり決まっていた。「受けを感じる“取り”・取りを感じる“受け”」。あとは先生から教わった百・千・万の言葉から、この主題を稽古しやすい言葉を選び出さなければならない。

3月31日石橋の道場にて18時から私の代稽古は始まった。

参加は、松本・佐藤・菱田・矢野・趙・本田・神田・柴田(敬称略)の8名。

・体操:ていねいな呼吸を心がけて。「緊張と弛緩」のとき「左足首から先のみ
緊張させて・・」というようにパーツ毎に分けて行った。これは先の凱風館合宿で経験して興味深かったから。
・呼吸法
・四方切り
・受け身、膝行(前後)途中で転換
・二人で向かい合って呼吸合わせ(受けは佐藤君に頼んだ):最初は合わせて、慣れたら陰陽で。3回相手を変えて行った。3回目はもっと離れて。

[逆半身片手]

ここで、今日のテーマは「受けを感じる“取り”・取りを感じる“受け”」と伝える。

・通り過ぎて一直線:接点を大切に。
・完全に通り過ぎて、そこにふわっと落とす:とにかく接点を大切に味わって。

  • 90度の入り身転換。取りは受けの腕の上にふわっと腕を載せる。相対する
  •  :大きな球体。動きの中に巻き込む。
     :入り身転換の足捌きをていねいに。

    以下、全て90度の入り身転換から入る。そのときに二人で作った球体をこわさないようにしながら、その先の技に進むこと。

    ・上段に切って、裏に入って入り身投げ
     :上段に切る前に、取り受け共に相手の腕の感触をよく味わうこと。
     :前足の踏み込み。

    ・上段に切って、表に入って一教/表:同上。受けの脇下を気持ちよく伸ばす。
    ・上段に切って、裏に入って一教/裏:同上。
    ・下段に切って、裏に入って入り身投げ:ガツンはだめ。接点最後まで大切に。
    ・下段に切って、表に入って入り身投げ:同上。
    ・ふわっと手刀でパスして、四方投げ。
    ・全員で自由技:取り手は逆半身片手。できれば、今日やった技を混ぜて。
    ・全員で呼吸合わせ

    ポイント

    • 今日集った8人が呼吸を合わせ、接点を大切にするところから始め、あとは取り受けの二人で作る世界(球体)をこわさないこと。
    • 90度の入り身転換の足捌きはきっちり行うこと。
    • 転換後の前足の踏み込みは、しっかり深く、方向は自在に行うこと。
    • 以上の3点に集中する。なので、技の手順の説明はほとんどしなかった。でも、先輩がちゃんと教えてくれていた!

    ・「パーツごとの緊張と緩和」「陰陽の呼吸合わせ」「全員で自由技」のみっつは必ずしようと思っていた。

    終わってから
    テーマがちゃんと伝わったのかどうか、怖くて聞けなかった。趙さんが「二人でする呼吸合わせが面白かった」と言ってくれたっけ。「二人で作る世界」と連発していたら、なんだか昭和歌謡みたいだった。自由技でみんな楽しそうだったな。趙さんに「腕がらみもどき」が生まれたときは、みんなでやんやの声援だったな・・・と、ここでやっと一区切りついた「私の初段審査のあとさき」。

    3/30(水) 中津 指導:松本

    3月30日 稽古日誌
    3月30日の代稽古では、普段自分が稽古をしていて「館長の言われていることは、もしかしたら身体のこの部分、この反応を使っているんじゃないかな」と考えていたのを補足(自分の考えと断って)説明しながら行いました。
    準備運動後の稽古では、技別にテーマを設定して、そのテーマや技が持っているだろう型の感触がわかりやすい取り手で、稽古しました。
    余計なことを言ったかなぁと思い反省するところもありますが、館長のおっしゃっていることを自分でかみ砕き、咀嚼して皆さんに還元しま(と思いたい)した。わたし自身は、代稽古で教えながら館長がそばにいるような感じになり、不思議に身体の動きが洗練された体感があり、楽しく稽古することができました。ただ、3日ぐらい前からかなり緊張していたので、その緊張が皆さんにも伝わって、内容も含めて稽古がつたないものになってはいないかなぁと思っています。
    佐藤さん、森川さん、(岸本さんの代稽古は受けていません、すみません)と自分の代稽古を経験して。
    三者三様で、それぞれが、それぞれの仕方で清道館の稽古を自分のものにしていることがわかりました。一人一人が違う、多様性。井上館長、弟子達は未熟ながら館長の言葉、身体、呼吸からそれぞれの形で、合気道を身に付けていっています。それは、興味深いと同時に、少しずつではあるがお互いが成長していくことを垣間見られた感動でもありました。
    あらためて、井上館長の清道館に入門して、三年間続けてこられたことに感謝いたします。
    準備運動
    +肩甲骨の連動の実感方法 胸骨・肘と肩甲骨の連動を体感し、肩甲骨の落ちる感覚を「み」てもらう
    +足の指のストレッチ
    基礎練習
    ・受け身 前受け身 後ろ受け身
    ・膝行  前 後ろ 途中回転
    ・転換の足捌き
    ・剣の振り +手ではなく足から生えて振る感覚を「み」てもらう +非対称性頸椎反射の説明
    1入り身投げ
      ・方手取り ・諸手取り(上段・下段の2種)  +対称性頸椎反射の説明
       「入り身の入りやすさは、起こる前からすでに一体になっているイメージ」
    2四方投げ
      ・逆半身  ・横面打ち
       「相手の慣性を回転で活かす」
    3一教
      ・立ち正面打ち   ・座技正面打ち
       「同時に起こる 押し切り・引き切り」

    3/27(日) 阿波座 指導:佐藤

    ○日時・場所
     3月27日(日)15時~18時 西スポーツセンター
    ○参加者:藪内さん、松本さん、岸本さん、田中(ゆ)さん、大門さん、川住さん、小谷さん、井村さん、飛田さん(9名)
    ○稽古内容
    1.体操、呼吸法、呼吸操練、四方切り
    2.剣杖(素振り、左右に回して素振り、前後に素振り)
    2.転換(4番まで)(受け:井村さん)
    3.ランダム転換(4番まで)(受け:井村さん)
    4.正面打ち、入り身に入る(受け:小谷さん):受けはしっかりと打ち込む。取りは受けの打ち込みに対向しない。まずは剣線を躱すことが大事。そのための足捌き。
    5.入り身投げ(受け:小谷さん):手刀を重力に任せて斬る。筋力由来の加速度は各人各様だが、重力加速度は全ての人に共通しているので違和感を感じない、という自説を無謀にも披露。
    6.気の結び(受け:田中(ゆ)さん):手刀が合ったところから接点を保ったまま自由に動く。受けは細かくついて行く。取りは途中で左右の手をバトンタッチしてもよい。相手、自分、そして場に対するリスペクトが大事。
    7.小手返し(受け:田中(ゆ)さん):気の結びを重視。手刀を重力に任せて斬り、受けを誘い込む。
    7.内回転投げ(受け:大門さん):受けは当て身に反応し、空いている方の手で身を守る。当てられっぱなしにしない。相手の頭を下げるために、本気で畳を触りに行く。
    8.四方投げ(受け:大門さん):手刀をガチッと当てない。相手の手刀を自分の懐に呼び込みながら合わせ、斬り下ろす。
    9.天秤投げ(受け:大門さん):四方投げ→天秤投げのつながり、肘を曲げない。遠くを見る。投げるときは親指を下に。
    10.一教(受け:川住さん):相手の肩甲骨を動かしてあげる。そのために脇腹を伸ばしてあげる。
    11.三教(受け:岸本さん):(まずは一教。三教でも相手の肩甲骨を動かしてあげる。そのために相手の手先から肩甲骨まで繋げてあげる。)
    ○所感
     前日の岸本さんの代稽古が面白かったです。普段は慎ましい人ですが、ご自身の考えをしっかり説明される姿勢に接することができ、とても勉強になりました。
     今回の稽古を準備するにあたり、当初は「自分ができること」を中心に考えていましたが、そのレパートリーが少なすぎて、ほどなく行き詰まります。
     先日の合宿での宴会で内田先生と井上先生から伺ったことを思い出し、「(何をやってもいいんだったら)むしろ自分が苦手に思っていることをやってみる」ことにしました。
     ただ、苦手なことばかりやると稽古全体がトーンダウンしそうなので、数カ所盛り込む程度に。
     もうひとつ。思い切って自説や信条を言い表してみました。リスペクト云々は、イタリアで強く感じたので、いつかお話ししたいと思ってました。
     スケジューリングが甘く、一教が終わった時点で17時45分。ただ、三教(苦手の一つ)を是非やりたくて無理にねじ込み、ギリギリまで時間が押してしまいました。
     皆さんのご協力のもと、無事に稽古を終えることができました。
     振り返ると、言いたかったことの半分も伝えられませんでした。自分で説明をしながら、「本当に下手だなー」と思いました。恥ずかしい限りですが、そのぶん多くのことを考えることができました。
     ありがとうございました。

    3/26(土) 中津 指導:岸本

    3月26日代稽古(岸本)

    準備体操。

    受身の練習。
    膝行の練習。
    転換など1番から4番。
    正面打ち一教。
    正面打ちニ教。
    片手取りすみ落とし。
    「代稽古を終えて」
    “断定して言うこと。間違っていれば後日ごめん違ってたって言えばいい。”
    この言葉は合宿の時に初段審査を受けた清道館メンバーが内田先生から頂いたアドバイスである。
    これを聞いたとき、“やっぱり!そうだよなあ。”っと心の中で思ったものである。
    自分の中で100%確信がなければ、人に断定して言えない性格の私はこれがなかなかできない。
    しかし、代稽古していてこんな自信なさげにやってたら稽古に来ている門人を路頭に迷わしてしまうと心底感じた。
    稽古の進め方、説明の仕方、反省点はいくつもあるが、“その動きはそうだったんだと思った”と言ってもらえて少しは役に立ったかなと嬉しかった。
    普段、自分がリーダーシップをとって何かをするという事がないので、凄くいい機会を頂いたと思う。
    これからは、今まで受身で稽古を甘えてしていたなと感じたので自分でいろいろ発見できるようにしたい。

    4/21(木) 石橋

    石橋商店街のアーケードの屋根をたたく大雨。
    石橋のクラスを始めて、六月で一年になる。

    今日は8人。
    このところようやく石橋も安定的に人が集まるようになった。
    内田先生によると8という数字がキーワードらしい。
    8人いれば稽古が成り立つ。
    4人ずつの掛り稽古もできるし、二人ずつ組んでも4組。
    少なすぎず多すぎず、石橋北会館の広さに丁度よい。
    畳にして35畳ぐらい。
    神戸女学院の岡田山ロッジの道場と、広さも、縦横のバランスが同じなので、先生の仰る意味が実感としてよくわかる。

    雨の音と、会館の西側を流れる川の音に耳をすませて、安定打坐、稽古が始まる。
    ここは本当に「気」の流れがいい。
    大きな声を出さなくてもよく通る。
    石橋での呼吸法は格別だ。

    定番の足捌きは1番、2番A/B、3番Bまで
    剣 中段に振る 足を出して切る/引いて切る 
      上丹田で回す 足を出して/引いて どちらも自在にできるように

    合半身片手

    裏に入る 
    下段/上段の入り身に入る脚の稽古
    入り身投げ 下段/上段 転換
    小手返し 下段
    入り身投げ 上段 転換なし

    表に入る
    上段/下段の入り身表に入る脚の稽古
    入り身投げ 下段 表に入り転換なし 足を引く/引かない
    一教 上段 

    腕がらみ
    上段 表に入る/裏に入る 手刀

    四方投げ

    角落とし 表 上段一教から